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子ども2人の教育費がいちばん重いのは、2人が同時に大学に通う年です

2026-10-22 / 長沢 銀河(宅地建物取引士) 運営者について

いま4歳と7歳の子ども2人を、高校まで公立に通わせる場合、教育費がいちばん重くなるのは14年後、上の子が大学4年・下の子が大学1年の年です。児童手当を差し引いて、大学が国公立なら135.4万円、私立なら264.8万円。35年の住宅ローンなら、返済の15年目にあたります。

年ごとの教育費

学費から児童手当を引いた額で、単位は万円です。今年を0年後としています。

何年後年齢(歳)児童手当大学が国公立大学が私立
04・724.031.131.1
15・824.031.131.1
26・924.049.349.3
37・1024.049.349.3
48・1124.049.349.3
59・1224.066.966.9
610・1324.066.966.9
711・1424.066.966.9
812・1524.089.989.9
913・1624.089.989.9
1014・1724.089.989.9
1115・1812.0129.5198.5
1216・1912.0101.3161.8
1317・2012.0101.3161.8
1418・210.0135.4264.8
15190.053.6114.1
16200.053.6114.1
17210.053.6114.1

大きく跳ねるのは、上の子が大学に入る年(11年後)と、2人とも大学生になる年(14年後)です。児童手当は高校生の年代までなので、大学に入る年からその子の分がなくなります。学費が上がる年と手当が止まる年が重なるので、表の数字は学費の伸び以上に跳ねます。

合計と、均した額

下の子が大学を出るまでの18年間で、大学が国公立なら1,308.9万円、私立なら1,809.7万円です。毎年同じ額ずつ積み立てて払うとすると、年72.7万円(月6.1万円)と、年100.5万円(月8.4万円)になります。

中学から私立に通わせ、大学も私立なら、合計は2,769.9万円、均すと年 153.9万円です。

何を数えているか

小学校から高校までは、文部科学省「子供の学習費調査」(令和5年度)の学習費総額を使っています。授業料などの学校教育費に、給食費と、塾・習い事などの学校外活動費を足した1年あたりの平均です。

学校公立私立
幼稚園184,646円347,338円
小学校366,599円1,741,516円
中学校542,450円1,560,359円
高等学校(全日制)596,954円1,179,261円

出典:文部科学省 令和5年度 子供の学習費調査(令和8年1月16日の訂正後)

大学は、国立が授業料の標準額535,800円と入学料282,000円(国立大学等の授業料その他の費用に関する省令)。私立は文部科学省の令和7年度入学者の平均で、初年度が1,507,647円、 2年目からは授業料と施設設備費の1,140,619円です。

児童手当は月額で、3歳未満15,000円、3歳から高校生年代まで10,000円、第3子以降は30,000円です(こども家庭庁)。

入れていないものもあります。0〜2歳の保育料は市区町村と所得で変わるので入れていません。大学の下宿代、受験料も入っていません。私立高校の学費は令和5年度の数字のままで、令和8年度から広がった就学支援金は反映していません。そのぶん私立高校は多めに出ています。

住宅ローンの返済表に重ねる

この例では、上の子が大学に入る11年後から、2人目が大学を出る17年後までが重い時期です。住宅ローンは金利が変わらなければ毎月同じ額なので、重い時期に向けて動かせるのは、それまでに積み立てた額だけです。

返済予定表を受け取ったら、12年目から18年目の行に、この表の金額を書き込んでみてください。その年に足りるかどうかが、借入額を決めるもう一つの物差しになります。

この記事の数字は、診断の採点にそのまま使っています。年収を入れて診断する ・ 教育費まで見る(PRO)

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